長時間椅子に座りデスクワークをすると腰に負担がかかり、つらい思いをします。バランスボールに座る様な感覚で前後に揺れるスツールです。 パソコン作業時に腰がつらくなり気が付くと椅子の前足だけで座り、腰を時々動かしていました。ならば、はじめから前後に動く椅子を作ろうと自分の必要にせまられて作りました。腰を動かしながら作業ができる為、作業後立ち上がれなくなる様な事はなくなりました。前方には深く倒れますが後方は安全の為ストッパーにより規制をかけています。背もたれも無いので自分の体幹を自然と鍛える事になりそうです。
木製でカンチレバー(片持ち構造)の椅子といえば、リートフェルトのジグザグチェアーですが、
自分なりの形と構造で実現させようと試みました。
この椅子の場合は座面と背、座面と足が片持ちになっていて、座ると軽くしなります。
背を藤張りし、体にぴたっとフィットするアームチェアです。ダイニングからパーソナルチェアーとしても使える用途が広い椅子です。 若い時は気が付きませんが腰をおろす時は案外怖いものです。そんな時アームが支えとなり恐怖心を軽減します。 若者から高齢者まで、長い間使う事ができるアームチェアです。また、椅子に座っている時にアームに手を置けば、木の感触が安心感をたかめます。
楽に食事ができ、安楽性も同時に確保できる椅子「Yシャツの様な普段使いのダイニングチェア」を コンセプトに試作を繰り返し作りました。 積層による曲げで、大きく湾曲した背は木製ですが背当たりが良く、体にフィットします。 少し低めに座面の高さを設定した為、女性でも無理なく座れます。 台所へ立つ機会が多い女性ですが、 体をくるりと回転させて、すぐに立ち上がれます。 座面はコンパクトな外観からは想像できない広さで、 意外とタップリしています。 密度の高いウレタンを 使い、ザックリとした布地張りかレザー張り。 シンプルで使い勝手の良い定番の椅子です。
横幅およそ1800のソファーです。夏に、背中のクッションを取り外して使用する場合には、背のクッションの厚み分、座面を奥にスライドできる様になっています。背のクッションが在る時も無い時も同じ奥行きで座れる様に設計しました。