ナラ材の定番ダイニングテーブルです。シェーカースタイルの足は座ったり立ち上がる際に邪魔にならず、使い勝手が大変良いです。足と貫を締結している楔を取り去れば足、貫、天板の三つの部品に分解可能なノックダウン構造になっています。 使用するナラ材は基本的に同じ丸太から材料を吟味して木目色目を揃えて作っています。
ウォールナットの丸太を製材した時、運悪く大きな節が出てきてしまいました。何とかこれを上手く使いたいと思い。額縁状のテーブル枠を作りそれに嵌め込む構造を思いつきました。絵画の様に大きな節も一つの景色と見立てる事ができると。 天板は反ったまま10ミリほどまで一定の厚みで手鉋で削りだし、裏から竜骨の様な垂れ止めと反り止めで平にしています。 。
上記ウォールナットテーブルの元になったテーブルです。天板には8ミリの強化ガラスを使い、足の構造が良く見える構造になっています。このテーブルもノックダウン式で分解、組み立てが簡単に出来る様になっています。
足元がなるべくフリーになる様に足をデスクの奥に配置しました。事実上カンチレバー構造になっています。サブの足を剣先ホゾで追加して補強しています。材料は依頼者の要望でタモ材を使いました。